2010年5月30日日曜日

【翻訳】VafaさんのF-理論からの「GUTと幾何学」

VafaさんのGeometry of Grand Unification(日本語)をポストします。この文章は経緯からして、数学者向けに呼びかけて書かれています。(日本語になるなどということはあり得ないものだと思います。)若い人が、こんなに面白いことがあるのかだけ理解いただければ、望外のさいわいです。

標準理論では説明つかない、素粒子の世代数が3だとか、Cabibbo-益川-小林行列の行列要素を確定する、右巻きニュートリノの質量は?と言ったことがF-理論から導けるのだという。

大事なことは、文字にはなっていないけれども、人間原理(anthoropic原理)には反対の立場(entropic原理)の旗色をはっきりさせていること、何か科学的な原理から現実の説明をする立場だと私は思います。また、正面切って反対していないけれども、「ブレーンワールド型の世界観」には反対なのだと思います。

本当は、標準理論の問題点をBLOGにポストして、超対称性からのアプローチを紹介して、それからなのだと思うけれども、そんなパワーも能力もないので、、、

Geometry of Grand Unification(日本語)

元のプレプリントは、

Geometry of Grand Unification(in English)

※ この存在を知ることになった、「量子重力理論」サイエンス社の大栗先生の記事は注)で説明として引用させていただいてます。

1 件のコメント:

  1. 文章を改善しました.

    1、誤字、脱字を修正しました.訳語を統一.
    2、意味不明な日本語部分を修正しました.
    3、Froggatt-Nielsen機構の注を追加.
    4、大栗先生の数理科学の別冊を注に引用してますので本文の中に記載しました.
    5、タイトルを変更しました.

    少し、読みやすくなったと思います.

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